Hotel Kai dengan Spa

ネット情報では非常に評価が高くて期待していたのですが・・・ 良いところから申し上げると売りにしてるお部屋からの眺めは良いと思います。 そして海外からの研修生のお嬢さんたちがとても感じがよく気配りができて好感が持てました。 さて褒めるところはこれ以上ございません。 せっかくの眺めを楽しむための窓際のテーブルには蜘蛛の家族が居住。 付属の椅子は何と食堂の椅子でした。 更にもう一つの売りである風呂ですが個室風呂のすのこがガタついて危険極まりない。内風呂にはアメニティがついていなくて、わざわざフロントに電話してお願いするシステム。 そして極めつけは食事。 メニュー表には板前の名前が記されていましたが料理を仕事にしてる人の料理では決して無い。ありえない。 まず小鉢は冷凍のとろろ、謎の寒天蕎麦は塩辛いだけで寒天を完全に戻してないからところどころ固いです。 グラタン的な一品は一口大で冷凍して売ってる魚と大量の半生玉ねぎにバターを一切使っていないホワイトソースもどきをかけて乾煎りさえしてないアーモンドとフルグラに入ってる乾燥果物をのせてバーナーで炙った代物。全部食べられる人いるんでしょうか。 拷問のような食事はまだまだ続きます。 豚肉の陶板焼きは冷凍の薄切り肉をそのままのせているから出来上がりがひとかたまりになっていてびっくりした。 茶碗蒸しかと思った器は何と豆腐の蒸し物。安い絹ごし豆腐に出汁の全く効いてない不気味な餡がどろっと掛かっていた。 更に天ぷらは嵩を増やしたいのか水に対して小麦粉が多いので箸で持ち上げるとずっしり重くてまるですいとん。 ホタテの炊き込みご飯は市販の釜めしの素かなんかを薄めて更に醤油を入れてるので醤油の味しかしない。一緒に出された赤だしは色は赤だしなのに味はお湯。 でも一番びっくりしたのはデザートです。 フルーツ缶を水で薄めて更に砂糖を入れたようなものに何かでとろみをつけて、上にお得意の乾燥果物をトッピング。スプーンを入れると中に水をアガーで固めたものが数個入っていた。缶汁に何でとろみをつけたのか？アガーでも寒天でもゼラチンでもない。もしかしたら片栗粉なのか？ ここまでひどい夕食は初めてです。 こんなものを出して恥ずかしくないのか？ コロナで経営が厳しいのはわかるけど、山梨県は果物も野菜も品質が素晴らしいのになぜそれを活かさないの？そしてせめて出汁だけでもきちっと引いて。 しかも初めて料理した子供が作ったような信じられない仕上がりは本当に板前が作ったのか大いに疑問。 私が宿の方に何か気に障る事をしたからこういう料理を出されたのか？ 宿を出る時はこの宿には金輪際来ない！と心に誓った。 ちなみに宿以外は山梨県は素晴らしいところでした。 甲府駅前あたりに宿をとってまた行きたいです。

２０年以上前から気に入って何度も利用してるホテル（というより旅館）ですが「コロナ」や個人的な理由で１０年位ご無沙汰していました。今回、久しぶりに利用しました。 このホテル（旅館）の魅力は何と言ってもお風呂。日帰り入浴施設（いわゆる「健康ランド」）になっとって、一般的な健康ランドは水道水を加熱したお湯に温泉の成分を含んだ石なんかを入れとるだけやが、ここは自噴温泉を加水、加熱なしでかけ流ししとるから、飲水もできるという、本物の温泉で、泉質は若さを維持するための「ラジウム泉」。一泊１万円以上の温泉地のホテルでもこういうスタイルの所は少ない。 しかし、ホテル（宿泊所）としての魅力はまるでない。昭和の時代のままの感覚で、洗面所は湯も出ない。そのくせ、全館禁煙にしやがった。