Cathythetraveler
13 Julai 2024
部屋数5つに対して貸し切り風呂が5つあるということなので張り切って宿泊してみました。 松之山温泉は日本三大薬湯のひとつだそうです。 また、ジオプレッシャー温泉ということで、1200万年前の閉じ込められていた海水が地球の圧力で噴出しているので、海水のように塩分が濃いです。 期待のお風呂は、廊下の同じ一面に5つ並んでいました。 ということは、だいたい眺望もどれも同じ、ということになってきます。 源泉掛け流しは2つで、3つは循環濾過+掛け流し、ということでした。 私は普段循環濾過には入りませんので、結局入れたお風呂は2つでした。 広めの露天風呂の方は、周囲の旅館に囲まれて丸見えですので、女性は湯浴み着ではいれますが、少し落ち着かない感じでした。 狭めの露天風呂は、ザ・薬湯と言えそうな独特の匂いと、海水ほどの塩分濃度で確かに何かに効きそうな気がします。 さて、お部屋に関して書きますと、シモンズのセミダブルベッドがあり、シンプルモダンなインテリアで居心地がいいです。眺望が町側で向かいの旅館などだったのが少し残念です。 お部屋が贅沢感がある一方、どことなく贅沢感に欠ける一面がありました。 たとえば、浴衣の棚には「浴衣はお一人一枚までです」と書いてあったり、足袋靴下がなかったり、です。また、お風呂が売りなのであれば例えばバスタオルも一人2枚つかえるようにしていただけると、お部屋にふさわしい贅沢感が出るというものです。 そういった意味では少しちぐはぐな印象を受けました。単価があがってもいいから変なところでけちくさくしないほうがいいと思います。 お食事に関しては、全体的に美味しいのですが、願わくば、温かいお料理を初めからどんどん持ってこないでほしいです。 メインの妻有ポークの料理も最初に火をつけられてしまいました。私はお酒と一緒にゆっくりお料理を楽しみたいのです。冷たい前菜やお造りは最初の方に食べて、その後に温かい焼き魚や天ぷらを楽しみたいのです。しかし持ってくる順番がほとんど同時です。 地酒は土地のもので、グラスごとに注文できるのでそれはよかったのですが、もうちょっとお料理の順番を考えて欲しかったです。 ところで、妻有ポークのハンバーグをお肉で包んで野菜と一緒に紙包み蒸し焼きにしたお料理は絶品でした。ここの旅館の名物料理にしたらいいと思います。 せっかく個室お食事処でお酒も美味しいので、全体の流れを考えていただければ最高だったなあと思います。 もう少しがんばっていただけると嬉しいなあと思いましたのであえて辛口の4点をつけさせていただきました。 最後に、まつだい駅からタクシーで行ったら5000円近くかかりましたので、公共交通機関利用の方は、本数が少ないですがバスで行くことをおすすめします。
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