Sugimura Sojinkan Memorial Museum

文化人に人気だった我孫子

　杉村楚人冠は戦前の朝日新聞記者だった人で、俳句やジャーナリストとして名を馳せた人です。住居跡には記念館、細い道を行くと句碑のある公園がありました。現在は緑濃い公園から手賀沼を見下ろすことが出来ませんが近隣には志賀直哉邸や白樺文学館、鳥の博物館などあります（共通入館券が便利）。当時の鎌倉同様、文化人が多数住んでいた我孫子・手賀沼周辺の文学散策に足を伸ばしてみましょう。

記念館は有料です。

ＪＲ我孫子駅から徒歩で手賀沼へ行き、そこから少し歩いた場所にあります。 記念館は有料ですが、邸園は無料ですが、10月から３月は閉園時間が早いので 注意です〇

かつて別荘地だった頃の名残り

大正時代は手賀沼湖畔は別荘地として人気の場所でした。 かつての新聞記者であり、随筆家であり俳人でもあった杉村楚人冠も、手賀沼湖畔に移り住んだ著名人の一人です。その記念館が2011年より一般公開されています。 住宅街の裏通りに、興味深いスポットがあるものです。

白樺文学館のついでに立寄りました

朝日新聞で活躍されたジャーナリストの私邸だそうです。広くはありませんが各展示物を無料貸出の iPadで解説付きで見られるなど工夫がありました。離れの「澤の家」は母親の居宅とのことですが、長らく崩落していたものを修復中とのことで内装は荒れていました。入館300円。白樺文学館、鳥の博物館合わせて巡る共通券が600円でおトクです。

坂に広がる広い庭園

楚人冠記念館は、我孫子駅から国道を少し歩いた先を曲がったところにあります。入口を入ると、左手に建物（記念館）があり、こちらは有料です。自分は、入りたいと戸惑ったのですが、やめてしまいました。また、ここの庭園は広く、綺麗なのでこちらも見所です。