Hanro Korishi Buke Nagayamon

現在は宇和島城の登り口に有ります

説明書からですが、城下で現存している長屋門の為市の文化財に指定されています。もともとの所有者は伊達家の重臣に当たる方のようです。ここを潜って天守に進みます。

武家屋敷から移築

北東側の登城口に位置する長屋門ですが、もともと城内にあった物ではなく、昭和27年桑折家より譲渡を受け移築されました。武家屋敷の名残を感じます。ここから登城を開始します。

元は３５メートルだった長屋門

宇和島城の登城口の上級武家屋敷長屋門ですが城下から戦後移築したものです。 宇和島藩家老の桑折氏屋敷にあった長屋門が戦後の区画整理時に撤去されることになって子孫の桑折氏の行為により譲り受けて元々は３５メートル有った長屋門を１５メートルにして縮小移築し現在地の宇和島城の入口とした門になります。

立派な長屋門

近年見かけることが少なくなったように思える長屋門ですが、こちらは立派な長屋門です。市営駐車場に車を駐めて城へ入る入り口のところにあります。元々ここにあったものではなく他の場所にあったものをここに移築したとのことです。外観を観るだけで中を観ることは出来ないようですが、立派な長屋門です。わざわざここに移築した理由が解ります。

宇和島城の登城口にある長屋門

宇和島城の登城口にある武家屋敷門。もともとこの場所にあったものではなく、宇和島藩家老の桑折氏屋敷にあった長屋門を移築したもの。宇和島城下で、唯一現存している武家屋敷門とのことです。元禄16年1703年頃のものです。